お知らせ

令和5年3月 園長のつぶやき 「習い事と親子関係」 
コロナやインフルエンザが収まってきたかと思ったら、今度は花粉です。今年は昨夏の猛暑と少雨の影響で、例年の倍以上の花粉が飛ぶそうです。くれぐれもお気をつけ下さい。

間もなくすみれ組の子どもたちは、卒園を迎えようとしています。お母さんやお父さんたちも、送り迎えの度に残された日を、指折り数えているのではないでしょうか。今朝も年長さんがスロープの窓越しに、遠ざかるお母さんに向かって手を振っていました。今まで特に気にかけていなかったこんな場面も、後わずかかと思うとじっと見入ってしまいました。年長さんくらいになれば、親が仕事に行くことや、その時自分はどうすべきかを理解しています。行きたくない日でも園に来れば、がまんして親の姿を見送ります。そんな時ことさら背中に、我が子の視線を感じませんか。窓越しに手を振らなくても、親を思う気持ちに変わりはありません。見送る姿を見るたびに、切なくもあり成長を感じたりもします。これも言うなら、子育ての醍醐味でしょう。しかしこんな健気な様子も、小学校低学年くらいです。高学年ともなれば、親に口ごたえもすれば、えらそうに振るまったりもします。そんな時ふと、園にいた頃の健気な我が子を思い出すのです。今を、大切に感じてほしいと思います。

1年生になれば、今までとは全く違う生活が始まります。親が気になる勉強も、学年が上がるにつれ悩みも多くなります。すると塾通いも増えてくるのではないでしょうか。
ところで塾だけではなく、習い事全般に言えることが一つあります。それは、しばしば親と子の思いがすれ違う事です。親は我が子に良かれと思い、習い事をさせるのですが、実は子どもに迷惑な事も多いのです。例えば塾です。親は成績の向上や受験等を考えて、塾に通わせるのでしょうが、子どもにとっての塾通いは、親が喜ぶ事が大きな動機だと思います。ただ元々自分がやりたくて始めたのではないので、途中で嫌になる時もあるでしょう。すると成績にも響き、親はさらに必死になって塾に行かせようとします。子どもは辛いのですが、親の期待に応えたい一心で又頑張ります。しかしその結果、親子関係に亀裂が生じてくるのです。その過程では、子どもは行きたくないサインを、必ず出しています。しかし塾に行くのが、我が子のためだと信じ込む親には、そのサインは全く目に入りません。そして子どもは追い込まれ、ついには親子関係が壊れてしまうのです。これは極端な例ですが、このような親子間のすれ違いを解消するには、親自身がこれは本当に子どもの為なのか、それとも自分の為なのかを、意識することしかないのです。親子関係においては、親が圧倒的に強い立場です。いやでも子どもは親に従わなければなりません。だから問題解決の責任は親にあるのです。しかし意識すると言っても、簡単ではありません。元々意識しているなら、親子関係は安定しています。意識していないからこそ、親子間に問題が生じるのです。

なににせよ習い事の良し悪しは、親の意識化こそが鍵なのだと思います。       早川 友教
 
2023/03/07
移動動物園がやってきました!
今日は朝から保育所に移動動物園が来てくれています
子どもたちはわくわく大はしゃぎです♪
2023/03/02
頑張ってる自分にご褒美を!「美美美の日」開催します
こんにちは。
育徳コミュニティーセンターです。

3月30日(木)コミュニテイーひろばにて「美美美の日」と題して美容のイベントを行います。
美のプロたちがコミュニテイーひろばに大集結。
キッズルームもあります。
ご興味のある方はぜひこの機会に!
ご予約お待ちしております。
2023/02/27
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