お知らせ

令和6年4月1日より阿倍野区北部地域包括支援センターの運営を開始いたしました
令和6年4月より、阿倍野区北部地域包括支援センター(事業所番号:2702300050)と、高松・文の里ブランチの運営を受託いたしました。天王寺駅の南側にあります商業施設あべのベルタ106を事務所として区内4地域(金塚・常盤・高松・文の里)を担当させていただきます。
育徳園が積み重ねてきた「近隣愛の実践奉仕」を未来につなげていくために、地域の方々の声をしっかりと聴かせていただきながら、地域の方々と共に考えて歩んでいきます。今後とも、よろしくお願い致します。
住所:〒545-0052
   大阪市阿倍野区阿倍野筋3‐10‐1 あべのベルタ106
   TEL:06‐6760‐4018
   FAX:06‐6760‐4019
2024/04/09
はやちゃんの「ぼちぼちいこか」 令和6年4月
『 明日できる事は明日する 』 
 
 新学期です。新たな1年が始まりました。新入園・新入学の子どもたちはもちろんのこと、それ以上にお母さんお父さん方が、ドキドキハラハラの毎日を過ごしているのではないでしょうか。私もこの4月より園長から顧問になり、新たなスタートを切りました。どうぞこれからも、今まで同様よろしくお願いいたします。 
 
 さて高齢化社会が叫ばれ久しいのですが、日本だけではなく先進諸国では、どこも同じ傾向が見られます。今や日本では、人生100年などと言われるようになりました。100年ともなれば、誰にとっても健康長寿が望ましいのですが、そんな思いと反することも少なくありません。中でも認知症は、大きな社会問題となっています。最近特に注目を浴びているのが、50代くらい(時にはもっと早い場合もある)から発症する若年性認知症です。当然の事ですが本人だけではなく、家族にも大きな影響があります。そんな中、昨年初めて認知症の原因に直接働きかける「レカネマブ」という新薬が承認されました。ただしその効果は、原因を根本から解消するのではなく、症状の進行を遅らせるという薬です。しかし今までにはなかったタイプの薬なので、今後の治療に大きな期待が持たれています。 
  
 ところで上記の「レカネマブ」は、症状の進行を「遅らせる」ことを目的としています。この「遅らせる」というのが、昨今の新たな治療方法になっているようです。例えば癌です。今まで癌の治療と言えば、摘出手術、抗がん剤、放射線治療など、癌を元から断つことを目的としていました。確かに時期や種類によって、それらは非常に有効です。しかし時に、そんな治療を潜り抜けた癌が、より手強くなる場合があります。癌も生き残ろうと必死です。その結果として、強い癌だけが残ってしまうのです。そこで新たな治療方法が、提唱されるようになりました。それは癌を、進行の遅い癌(このタイプはあまり悪さをしません)へ導きながら、人と長期に渡って共存するのです。つまり癌をかかえながらも、普通に生活を送ろうというのです。これからの治療の有力な選択肢として考えられています。 
 
 我々人類は約600万年前から人間へと進化を始めました。600万年前と聞くと途方もなく長い時間のように思えます。しかしあの恐竜時代が、約1億6000万年間続いたことを考えれば、人類の進化などつかの間に過ぎません。さらに文明が生まれたのがほんの1万年前です。文明を持って以降人間は「明日できる事も今日する」というような生き方に、拍車をかけてきました。我々は早さと便利さを、ひたすら追い続けてきたのです。そこには「遅い」とか「ゆっくり」というような、生き方はありませんでした。 
 
 新年度が始まった今、改めて子どもたちの未来を考えると、「明日できることは明日する」そんな1年を、意識するのも良いのではないでしょうか。このブログのタイトルにも、そんな想いが込められています。ただし本当に出来るかは分かりませんが・・・                          早川友教 
 
2024/04/01
育徳コミュニティーセンター 4月スケジュール
育徳コミュニティーセンターの4月のスケジュールです。
4月28日(日)まで、2Fリハビリギャラリーいくとくでは、「井上陽太個展 YOTA 3D WORLD」を開催しています。
ぜひ一度お立ち寄りください。
井上陽太さんの世界観を堪能していただきたいです!
たくさんの方のお越しをお待ちしています。
2024/03/30
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